泣いている息子に、4歳の友達がしてくれたこと。「ただそばにいる」優しさに親が学んだ日【保育参観・パパ体験談】
「園で、うちの子は友達とうまくやれているんだろうか」
保育園や幼稚園に通う子どもの親なら、一度は気になったことがあるはずです。家では見えない、子どもの"外の顔"。とくに朝の行き渋りが続いていた時期なら、なおさら心配になりますよね。
こんにちは。愛知県で不動産の仕事をしている、4歳と2歳の2児のパパです。
先日の保育参観で、先生から聞いた話に、僕は泣きそうになりました。今日は、泣いている息子のそばに、ただ黙っていてくれた4歳のおともだちの話です。
保育参観で聞いた「隅っこで泣いていた日」
「◯◯くん、お部屋の隅っこで、ずっと泣いていた日があったんですよ」
保育参観で、先生がそう教えてくれました。うちの4歳の長男のことです。
園での姿を、親は見られません。だから、ひとりで泣いている小さな背中を想像して、胸の奥が、きゅっとなりました。
(あぁ、あの時期かな)と、なんとなく想像がつきました。朝の行き渋りがひどかった頃。家を出るのを嫌がって泣いて、そのまま園でも気持ちを切り替えられなかったのだと思います。
保育参観は、こういう「家では見えない子どもの姿」を知れる大切な時間です。とりわけ、友達とどう関わっているかは、こういう機会でないとなかなか聞けません。
そしてこの日、いちばん心に残ったのが、その「泣いていた日」の続きでした。
「どうしたの?」と、そばに来てくれた友達
いつも仲良しのおともだち、Hくん。
泣いている長男のそばに来て、「どうしたの?」と声をかけてくれたそうです。
でも、長男は泣き止みません。それでも、ずっと泣いている。
ふつう、4歳の子ならどうするでしょうか。声をかけて相手が泣き止まなかったら、つまらなくなって、どこかへ行ってしまうかもしれません。
でも、Hくんは違いました。
何も言わずに、長男のそばに、ずっといてくれたのです。
その話を聞いて、僕は泣きそうになりました。
「何もしない」という優しさは、大人でも難しい
なんて素敵な関わり方なんだろう、と思いました。
泣いている子に、無理に「泣かないで」と言うわけでもない。「どうしたの?」としつこく問い詰めるわけでもない。ただ、黙って、そばにいる。
それは、大人でもなかなかできない優しさです。励まそうとか、解決しようとかではなく、相手の気持ちが落ち着くまで、ただ隣にいる。
考えてみれば、僕自身も、しんどいときに救われたのは、いつもそういう人でした。アドバイスをくれる人より、ただ話を聞いて、そばにいてくれる人。
4歳のHくんは、それを自然にやっていたのです。
家に帰って、長男に伝えました。
「Hくんて、とっても素敵だね」
すると長男は、ドヤ顔でこう言いました。
「そうだよ!Hくん、いいやつなんだよ!」
前から言ってるでしょ、と言わんばかりの得意げな顔でした。
友達の優しさを「大好き」と言えること
その顔を見て、僕は二重に嬉しくなりました。
Hくんが素敵だなと思ったのと同時に、長男も本当にいい友達を持ったな、と。
そして何より、長男がHくんのことを「いいやつなんだよ!」と誇らしげに語れること。それ自体が、ふたりのいい関係の証拠なんじゃないかと思うのです。
友達の優しさを、ちゃんと優しさだと感じ取れている。そして、それを大好きだと言える。
まとめ:優しくされた経験は、子どもの中に積もっていく
優しさは、たぶん、教えてできるものではありません。でも、優しくされた経験は、その子の中にちゃんと積もっていきます。
いつか長男も、誰かが泣いているとき、黙ってそばにいられる子になるんじゃないか。Hくんがそうしてくれたように。そんなことを想像して、僕はひとりでほっこりしていました。
あなたが最近、子どもの優しさや成長を感じたのは、どんな出来事でしたか?




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