「見えない育児」に気づいた夜。パパが「手伝う」をやめたら、夫婦で同じ夜を生きられた話【共働き・2児のパパ体験談】
- yutaromaru111
- 7月8日
- 読了時間: 3分
更新日:7月27日
「うちの子、かわいいなぁ」と眺めているその夜に、パートナーは黙って動いているかもしれません。
こんにちは。愛知県で不動産の仕事をしている、4歳と2歳の2児のパパです。
夜、寝室をのぞくと、2歳の次男が全裸でイビキをかいて寝ていました。寝かしつけのときに服とオムツを着せたはずなのに、全部脱いでふとんの上で大の字。(男の子だなぁ)と、ひとりで笑ってしまいました。
でも翌朝。ふとんが少し湿っているはずの場所は、もう乾いたシーツに変わっていて、洗濯機はとっくに回っていました。
妻が、夜のうちに動いていたのです。僕が(かわいい)を見ていた、その同じ夜に。
今日は、共働き家庭の「見えない育児」に気づいた僕が、夫婦の関係を少しだけ変えられた話です。
「やる」の前に、まず「見る」──見えていなかった妻の夜
僕も、やれるときはやります。夜中にオムツをはかせるし、オネショした布団だって運びます。
だけど「パパのやれるとき」は、たぶんママの「いつも」の何分の一かでしかない。
そう気づいたのは、ある夜、たまたま自分が先に目を覚ましたときでした。冷えた部屋で、次男がまた全裸で丸まっている。そっと服を着せて、オムツをはかせる。それだけで、じんわり眠い。
これを妻は、僕が寝ている間に、何度もやっていたのか。
手を動かす前に、まず知らないと始まらないことがあります。
「昨日の夜、何回起きた?」
聞いてみるだけでいい。見えていなかった育児が、輪郭を持って立ち上がってきます。
「いつもありがとう」では伝わらない。感謝に名前をつける
「いつもありがとう」。言っているつもりでした。
でも、その「いつも」は、便利すぎる言葉です。何に対しての「ありがとう」なのか、たぶん、ちゃんとは伝わっていません。
だから最近、少しだけ具体的に言うようにしています。
「昨日の夜も、次男にオムツはかせ直してくれてたでしょ。あれ、ありがとうね」
そう言った日、妻は一瞬きょとんとして、それから「見てたんだ」と笑いました。
妻がほしかったのは、感謝そのものより、「気づかれている」という事実のほうだったのかもしれません。
良い父親でありたい、という気持ちは、完璧に動くことでは満たされない。相手のしていることに名前をつけて呼べたとき、ようやく少しだけ、満たされるのだと思います。
「手伝う」をやめて、「当番」にする
ずっと、自分の中に「手伝う」という言葉がありました。
でも「手伝う」って、よく考えると、それがもともと相手の仕事だと認めている言葉です。育児は妻のもので、僕はそれを助ける係。無意識に、そう線を引いていました。
頼れるパートナーに見られたい、なんて思っていたけれど、順番が逆でした。人からどう見えるかの前に、まず「自分の育児」として引き受ける。
夜中のオムツも、オネショの始末も、「手伝い」じゃなく「当番」にする。
かっこよく見せる必要はありません。むしろ地味です。でも、線を一本消すだけで、同じ夜が、二人でくぐる夜に変わっていきます。
まとめ:あなたの家の「見えない育児」は、誰がしていますか?
「子どもは勝手に育つよ」。昔、会社の先輩が言っていました。
やっぱり、あれはウソです。子どもは勝手には育ちません。全裸でイビキをかいて眠っていられるのは、誰かが夜中に、そっと服を着せているからです。
かわいいの裏には、人知れず、目に見えない育児があります。それに気づけた夜から、僕は少しだけ、妻と「同じ夜」を生きられるようになった気がします。
微笑ましさの、もう半分を、見にいく。ただ、それだけのことなのに。
あなたの家の「見えない育児」は、いま、誰がしていますか?




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