子どものおこづかいの使いすぎ|アイス1本で学んだお金の教え方【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 7月30日
- 読了時間: 4分
更新日:8月19日
休日の屋上駐車場。車に向かう途中で、アイスクリームの自販機が目に入ってしまいました。
しまった、と思ったときにはもう遅い。長男(4歳)の目線は、しっかりセブンティーンアイスにロックオン。
「おこづかいを渡すと、あるだけ使ってしまう」。これ、子育て中の家庭ではあるあるの悩みだと思います。わが家もまさにその真っ最中でした。
でもこの日、たったアイス1本が、説教を百回するよりずっと効く「お金の授業」になりました。四苦八苦の実体験を、そのまま書きます。
わが家の「ゆるいアイス制限」
わが家は最近、アイスを基本的に食べさせていません。食べるとお腹がゆるくなったり、体調を崩すことが続いたからです。心配しすぎな面もあると思いますが、親としては気をつけていました。
「アイスは、やめとこ?」
そう言っても、長男は引きません。
「どうしても、たべたい」
まっすぐな目をしています。こういう目をされると、頭ごなしにダメとは言いづらい。そこで、こんな提案をしてみました。
「どうしても食べたいなら、自分で買って?」
こういうときのための、おこづかいだよなぁと思いながら。
「わかった!」と、長男はうれしそうに自分の財布を探りました。
しかし。
「100円が、ない」
そりゃそうだ、と心の中で思いました。長男は最近、欲しいものがあるとどんどんお金を使っていたのです。その日もゲーセンでクレーンゲームをして、100均でお菓子を買って。この間は、じいじにもらったおこづかいも使っていました。
「お金は、使ったらなくなるよ」が刺さった瞬間
「お金はね、使ったらなくなるんだよ」
その一言で、長男ははっと理解したようでした。そして、じわっと悔し泣き。アイスは食べたい。でもお金がない。使ってしまったから。
「お金は有限である」という当たり前を、4歳が今、身をもって学んでいました。セブンティーンアイスの自販機の前で。
説教で百回言うより、アイス1本のほうが、ずっとよく効くなあと思いました。
泣いている子に、「選択肢」を渡す
悔し泣きする長男を見かねて、選択肢を出してみました。
「お金が欲しいときはね、方法が3つあるよ」
①お手伝いをいっぱいして、お金を稼ぐ
②今持ってるおもちゃを売って、お金にする
③パパに預けてるお金の、増えた分を使う
(※わが家ではお年玉などの大きなお金は親が預かって、金利のように少しずつ増える、という概念を伝えています)
すると長男、即答。「②!おもちゃ、うる!ぜんぶうる!」
(いや、全部は売らんでいいんじゃない?)笑いそうになるのを堪えて、続けました。
「オッケー、帰ったらママとも相談しよう。あ、でもおもちゃはすぐには売れないね。時間かかるよ。どうしようか?」
「じゃあ③!お金が増えてたら、それ使う!」
切り替えの早さに驚きました。泣いている子に、答えではなく選択肢を渡す。これが想像以上に効きました。
アイス1本のために、イオンを往復した日
結局その日は、いったん家に帰りました。預けていたお金の「増えた分」を確認して、アイス代ぶんの10円玉を20枚。それを握りしめて、もう一度イオンへ。
アイス1本のために、往復。我ながら、過保護というか、付き合いがいいというか。
でもこの日の長男は、ただアイスを食べただけではありませんでした。
・「お金は使うとなくなる」ことを知り
・「お金を得る方法」を自分で選び
・「預けたお金は増える」ことを体験した
アイス1本でこんなに学べるなら、安いものです。そして何より、悔し泣きしながらもあきらめずに自分で解決策を選んだ長男を、ちょっと誇らしく思いました。
「ダメ」で終わらせない、という選択
「ダメ」と言うのは簡単です。
でも、あの自販機の前で「アイスはダメ」で終わらせていたら、この学びは生まれませんでした。
おこづかいをあるだけ使ってしまう子に必要なのは、たぶん「使わせない管理」ではなく、「使いきった結果を自分で味わう機会」なのだと思います。失敗できる金額のうちに、失敗しておく。4歳の100円は、そのための最高の教材でした。
子どもの「どうしても」は、めんどくさい要求じゃなくて、学びのチャンスなのかもしれません。まあ、毎回付き合うのは正直しんどいですけど。
あなたは、子どものお金との付き合い方、どう教えていますか。




コメント