「危ないよ」と言いすぎてつらい|子どもの挑戦を見守る親の線引き【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 2 日前
- 読了時間: 4分
「そこは遊んじゃダメ!」
子どもを遊ばせに来たはずなのに、気づけば注意ばかりしている。その日、この言葉を何回言っただろう。
「危ないよ」「ダメ」と言いすぎて、家に帰ってから自己嫌悪になる。同じ気持ちになったことのある親は、たぶん少なくないと思います。
この記事では、年齢制限のある遊び場で「危ないよ」を飲み込んでみた日の話を書きます。
きょうだいで年齢が違うと、遊び場がむずかしい
その日はワンオペ。4歳の長男と、2歳の次男を連れていました。
場所は愛知県春日井市の「ぐりんぐりん」。グリーンパレス春日井の2階にある子どもの屋内遊び場で、年齢区分に応じた4つのエリアがあります。3歳未満の子どもと保護者は無料、3歳以上でも100円。控えめに言って神施設です。
ただ、その日は問題がありました。
次男がいるので、最初は小さい子向けのエリアで遊んでいました。でもそこには、3歳までしか使えない遊具もあります。長男が近づくたびに「そこは遊んじゃダメ!」。
いちいち止められる4歳。見ていてはっきりわかるくらい、限界を迎えていました。
下の子に合わせると、上の子が退屈する。きょうだいを連れて出かける親なら、たぶんあるあるだと思います。
「危ないよ」を言わずに見守ってみた
思い切って移動しました。向かった先は、小学生以上を推奨するエリアです。
正直、親としては身構える場所でした。うちの2人には明らかに大きい遊具ばかり。「あれ、危なくないか」と思う気持ちもあります。
でも長男も次男も、目をキラキラさせながら遊具に向かっていきました。さっきまでのストレスが嘘みたいでした。
ワンオペだったこともあり、ハラハラしながらも、なるべく見守りスタンスでいることにしました。
「危ないよ」は、飲み込みました。
子どもは、親が見ていない時間にも育つ
先に登り切ったのは、2歳の次男でした。自分の背丈の倍ほどもあるマットの山を、全身を使ってよじ登って、頂上に立ちました。
正直、驚きました。でも、思い当たることがあります。
次男は日頃、自宅アパートのスロープを登っています。これは、妻がワンオペで見てくれるときに、やらせて見守ってくれているおかげです。
「登りたい」を止めずに、そばで見ていてくれた日々の積み重ね。あの日常の練習が、こういう場面で出るのだと思いました。
親が見ていない時間にも、子どもはちゃんと育っている。そしてそれは、たいてい、もう一人の親が支えた時間だったりします。
失敗しても、もう一回やった4歳の言葉
一方、長男は自分の背丈の3倍ほどもあるボルダリングへ。
一度目、失敗。二度目も、登頂できず。
(あー、これは泣き出すかな)そう思って見ていたら、長男がつぶやきました。
「ぜったい、のぼってやる、、!」
折れない心。これには、少し泣きそうになってしまいました。
失敗してからが、勝負だよな。
心の中で勝手にメッセージを送っているうちに、長男はついにボルダリングを登り切りました。とっても嬉しそうな顔をしていました。
結果ではなく、挑戦した回数をほめる
やり切ったことにホッとしました。でもそれ以上に、彼に伝えたかったのは別のことです。
2回失敗して、それでももう一回やった。その事実のほうがすごい。
登れたかどうかは、正直、運や体格の要素もあります。でも「もう一回やる」は、本人が選ばないと絶対に起きません。
だからぼくは、そこをほめました。
つい親は、結果をほめてしまいます。「すごいね、登れたね!」でもそれだと、次にできなかったとき、ほめるものがなくなってしまう。
ほめるべきは、挑戦しようとした気持ちのほうです。
とはいえ、その場では「すごいじゃん!」しか出てこなかったんですけど。言葉は、あとから足せばいいと思っています。
危ないかどうかを決めるのは、看板ではない
年齢の区分は、安全のために必要なルールです。でも、その枠の内側だけにいたら、あのボルダリングには出会えませんでした。
危ないかどうかを決めるのは、看板ではなく、目の前の子どもの様子と、そばにいる自分です。
「危ないよ」と言いすぎてつらいと感じたときは、いったん飲み込んで、見ていられる距離まで近づく。それだけで、見える景色が変わることがあります。
※次はもう少し、心臓に優しい遊具にしてほしいですけど。
お子さんの挑戦を、どんな言葉でほめていますか。
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