子どもがわざと危ない遊びをする理由|プールで深いほうに行きたがる【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 8月23日
- 読了時間: 3分
プールに連れて行ったのに、浅くて安全なキッズプールでは遊んでくれない。わざわざ深いほうへ走っていく。浮き輪を自分で外す。転覆させて笑っている。
「なんでうちの子は、危ないほうばかり選ぶんだろう」
そう思ったことがある方に読んでほしい話です。先日、4歳と2歳の息子を連れてはじめてプールへ行き、その理由が少しだけわかった気がしました。
浅いプールでは遊んでくれない
夏休みの特別企画らしく、キッズプールにはヒヨコやカメの人形、柔らかいブロックが浮かんでいました。小さい子たちがきゃっきゃと楽しそうに遊んでいます。
(いいじゃん。浅いし、安全だし、おもちゃもある)
ここで遊んでくれれば、パパは平和だ。そう思いかけた矢先、うちの2人はキッズプールには目もくれず、小学生低学年向けのちょっと深いプールに走って行きました。
状況を整理します。4歳の長男は、ギリギリ足がつくかつかないか。浮き輪が必要です。2歳の次男は、まったく身長が足りません。浮き輪は必須です。
つまり、完全に保護者同伴必須案件。親の気はまったく休まりません。
なのに、子どもたちはノリノリ。というより、深いプールしかやりたがらないのです。
子どもはなぜ、わざと危ないほうを選ぶのか
慣れてきたころ、2人はさらに上をいってきました。
長男は、自分で浮き輪を外しました。そして、足がつく場所とつかない場所のさかい目あたりを、何度も行き来します。案の定、何度も水を飲んでいました。それでも、やめません。
次男は、自分で自分の浮き輪を転覆させる技を開発しました。体重をかけて、浮き輪ごとぐらりと傾ける。そのまま倒れたら確実におぼれます。転覆する寸前で、パパが助ける。
……いや、待て。おかしいだろ。
見ているうちに気づきました。次男は、パパが助けてくれるとわかっているのです。
だから、転覆するかしないかのギリギリを攻める。助けが来る前提で、危なさを味わっている。
そしてその楽しそうなこと。ケラケラ笑いながら、何度も何度も傾けてきます。
「危ないけど、助けてもらえる」を正確に狙ってきている、2歳。
子どもが冒険できるのは、そばに大人がいるから
そう考えると、この日の光景の意味が変わってきます。
冒険の量は、そばにいる大人の存在で決まるのかもしれません。
親が見ていないところでは、子どもは案外おとなしい。親がそばにいるとわかっているからこそ、ギリギリまで踏み込める。
危ないことをするのは、親を困らせたいからではなく、「ここまでなら大丈夫」という安心の範囲を、体で確かめているだけなのだと思います。
だとすれば、あの疲れる時間にも意味があったことになります。
用意された楽しさより、自分で見つけた楽しさ
もうひとつ、気づいたことがあります。
キッズプールのおもちゃは、大人が「子どもはこれで楽しいだろう」と考えて準備してくれたものでした。でも、うちの2人は選びませんでした。
かわりに選んだのは、足がつくかつかないかのさかい目と、浮き輪を転覆させる遊び。どちらも、誰にも用意されていない、自分で見つけた遊びです。
これはプールの話だけではありません。
高いおもちゃより、その箱で遊ぶ。公園の遊具より、その辺の石を集める。
子どもは、用意された楽しさより、自分で見つけた楽しさを好む時があるのだと思います。
それでも、目だけは離せない
とはいえ、理由がわかったところで親の緊張は変わりません。浮き輪を外した長男からも、転覆させる次男からも、目は離せませんでした。
帰り道、2人とも車でぐっすり眠っていました。次のプールも、たぶん深いほうに行くのでしょう。覚悟しておきます。
お子さんは最近、どんな冒険をしていますか。
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