ワンオペの子連れ外食がしんどい理由|フードコートで救われた日【4歳・2歳】
- yutaromaru111
- 8月9日
- 読了時間: 4分
更新日:3 日前
ワンオペで子どもを連れて外食に行くと、なぜあんなに疲れるのでしょうか。
4歳と2歳を連れて、休日のショッピングモールへ。ゲームコーナーとキッズスペースで遊ばせて、兄弟ゲンカを数回はさみながら、ようやくお昼の流れになりました。
そしてフードコートは、案の定の大混雑。席を探すだけで、ひと苦労です。
この日、ちょっとした事件が起きて、そして見知らぬおばあちゃんに救われました。同じようにワンオペ外食がしんどいと感じているパパ・ママに、読んでもらえたらうれしいです。
子連れフードコートで起きた「しんじゃう」事件
なんとか見つけたのは、うどん屋さんから少しだけ離れた席。お店はかなり並んでいたけれど、目の届く範囲だし、いけると踏んで、2人を席に残して行列に並びました。
キッズメニューを2つ。自分は……どうせ2人とも少し残すだろうから、おにぎりくらいでいいか。こういうとき、親って残飯処理係になりがちです。
そんなことを考えていた矢先。
「パパー、しんじゃうー!」
混雑したフードコートに、聞き覚えのある声が響き渡りました。
(し、しんじゃう!?)
何事かと席のほうを見ると、2人はこちらをじっと見ています。特に、死にそうではありません。
(どうした?)とアイコンタクトを送ると、答えが返ってきました。
「のどかわいて、しんじゃうー!」
……なるほど。たしかに、キッズスペースであれだけ遊んだのに、水分を取らせていませんでした。それは、パパのミスです。ごめん。
でもな、子どもたちよ。「しんじゃう」は、さすがに大げさすぎやしないか。
周りの視線を感じながら、(ちょっと待って)のジェスチャーで、なんとかやり過ごしました。
ワンオペの外食がしんどい本当の理由
ようやくご飯と水を手に入れて、死ぬ気配のなかった子どもたちのもとへ。
まずは水をチャージ。そしておぼんに載りきらなかった、自分のおにぎり、取り皿、スプーンやフォークを取りに、ふたたび席を離れます。
取りに行く。片付ける。そのたびに、子どもたちだけを席に残すことになる。
ワンオペ外食がしんどい理由は、ここにあります。
手が足りない。目が足りない。自分のごはんは、いつも冷めている。
そして何より、「目は届いていても、手は届かない」時間が必ず生まれること。その距離が、いつも少しだけ不安なのです。
さらに「ちゃんとやらなきゃ」と気を張って、周りに迷惑をかけていないかとヒヤヒヤしている。この気疲れが、いちばん体力を削っていく気がします。
見知らぬおばあちゃんに助けられた話
案の定、それは起きました。
席に戻ろうとしたとき。水を飲んで元気になった子どもたちが、今度はうどんを食べようとしている。
でも、コップが机の端っこに置かれていました。
このままだと、うどんを食べる肘に当たってこぼれる。子育て中の方なら、あるあるすぎる光景だと思います。
あ、っと思った、その矢先。聞き慣れない声が聞こえました。
「コップはこっちだよ。お水がこぼれないようにね」
目の前の席にいたおばあちゃんが、笑顔で子どもたちに話しかけてくれていたのです。
これには、むちゃくちゃ助かりました。
しかも子どもたちは、水をこぼさなかったどころか、少し襟を正して座り直しました。「他の大人が見ている」と意識したのでしょう。急に、お行儀よく食べるモードに突入です。
「ありがとうございます〜」
「いいんだよ〜」
そう笑って、すぐに立ち去っていったおばあちゃん。その後ろ姿が、ぼくには女神に見えました。
子育ては親だけでやらなくていい
あの日のおばあちゃんは、ぼくの代わりにコップをよけてくれました。
しかも、ぼくを責めることも、憐れむこともなく。ただ目の前の子どもに、ふつうに声をかけてくれただけ。
それが、どれだけ心強かったか。
そして思います。子育ては、親だけでやるものじゃないのかもしれない、と。
こういう小さな手助けの積み重ねで、なんとか回っている。
ワンオペの外食は、たしかにしんどい。でも「誰にも頼らずに完璧にやる」必要はないのだと、あの日教わりました。
いつかぼくも、どこかのフードコートで困っている親を見かけたら。さりげなく、コップをよけてあげられる大人になりたいと思います。
あなたが知らない人に助けられたのは、どんなときでしたか。
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