子どもの口ぐせが親そっくり|「じゃあトイレいけばいいじゃん」で気づいた朝【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 8月2日
- 読了時間: 3分
更新日:8月17日
朝起きたらお腹が痛い。ちょっとだけ家族に甘えてみたら、4歳の長男から返ってきたのは「じゃあ、トイレいけばいいじゃん!」でした。笑ってしまったあと、その言い方に見覚えがあることに気づきます。それ、ぼくの口ぐせでした。
「だいじょうぶ?」がほしかっただけなのに
朝、目が覚めたら、お腹が痛かった。
こういうとき、ひとりで抱え込むのは、なんだかさみしい。だから朝の食卓で、家族にちょっと甘えてみることにした。
「おなか、いたいなー」
無反応。みんな、スルー。もう一回、言ってみた。
「あー、おなかいたい〜」
すると、長男がこう返してきた。
「じゃあ、トイレいけばいいじゃん!」
怒られた。4歳児に、ちょっと、怒られた。
正論すぎるし、つれなさすぎる。パパはただ、ちょっと心配してほしかっただけなのに。「だいじょうぶ?」の一言が、ほしかっただけなのに。
返ってきたのは、4歳児からの的確な問題解決の提案だった。あまりにドライなリアクションに、痛みも忘れて笑ってしまった。
あれ、この言い方……ぼくだ
でも、その笑いがおさまったあと。ぼくは、長男の言い方に見覚えがあることに気づいた。
「じゃあ、〇〇すればいいじゃん!」
相手の悩みを、スパッと解決策で切り返す感じ。これ……ぼくだ。
思い当たる節が、ありすぎた。妻や子どもが「あれができない」「これがいやだ」と言ってきたとき。ぼくはよく、こう返していた。
「じゃあ、こうすればいいじゃん!」
本人は、よかれと思って。困りごとには、解決策を出すのがいちばんだと思って。
長男は、その姿をずっと見ていた。そして、そっくりそのまま、パパに返してきた。
自分の口ぐせを、子どもの口から聞かされる。これほど、はっきりと自分を映すものはない。
子どもは、言葉より「様子」を見ている
考えてみれば、当たり前のことだ。子どもは、親の言うことは聞かないのに、親のやることは、しっかり真似する。
「ちゃんとあいさつしなさい」と言うより、親が気持ちよくあいさつする姿を見せたほうが、ずっと伝わる。
逆に言えば、こっちが見せたくない部分も、ばっちりコピーされる。イライラした言い方も、スマホばかり見ている姿も、人の話を最後まで聞かない癖も。
長男の「トイレ行けばいいじゃん!」は、ぼくにとって、笑い話であると同時に、ちょっとした通知だった。
「パパのその返し方、子どもに伝染してますよ」
明日から完璧な親にはなれない。でも、ひとつだけ
じゃあ、明日から完璧な親になれるかというと、無理だ。口ぐせは、そう簡単には直らない。
でも、ひとつだけ、意識できることがある。妻や子どもが悩みを話してきたとき、いきなり「こうすれば?」と解決策を出す前に。
まず一回、「そっかー、それは嫌だったね」と、受け止めてみる。
たぶん、足りていなかったのは、これだ。
長男に求めていた「だいじょうぶ?」を、ぼく自身が、子どもたちにちゃんと渡せていたのか。
子どもは、親を見ている。だとしたら、いちばんの教育は、説教でも言い聞かせでもなくて、親自身がどうあるか、なのかもしれない。
まあ、それがいちばん難しいんだけど。
あなたの、どんな口ぐせが子どもにうつっていますか?
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