子どもを脅す言い方をやめたい|朝の保育園でイライラする親へ【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 7月31日
- 読了時間: 4分
更新日:8月10日
朝の保育園の支度。時間に追われていると、つい「〜しないと、〇〇するよ」と子どもを脅すような言い方をしてしまう。そんな経験はありませんか。
愛知県で不動産営業をしている、4歳と2歳の2児のパパです。先日ぼくは、2歳の次男に、われながらひどいと思う言葉をぶつけてしまいました。同じように朝のイライラで後悔したことがある方へ、その日の出来事と、妻の一言で気づいたことを書きます。
「自分で持たないとバイバイするよ」朝の保育園で出た脅し文句
朝の保育園。2歳の次男が、自分の荷物を持たずに歩き出しました。そしてぼくの口から出たのは、こんな言葉です。
「保育園の荷物は、自分で持たないとダメだよ! 持たないと、今度から次男からバイバイするよ!」
われながら、ひどい。完全に脅しです。この日、次男は泣きながら先生に預けられることになりました。
焦りだと思っていた気持ちは、ただのイライラだった
わが家は基本、保育園の送りを夫婦ふたりでしています。その朝、次男はなかなか着替えをしませんでした。ぼくは少し焦っていた。いや、今思うと、あれは焦りではなくイライラでした。
通っている保育園では、カバンや水筒など、自分の荷物は自分で持つのがルールです。ぼくもこれには賛成しています。子どもには早く自立してほしいと思うから。夫婦ふたりで送っている分、過干渉にならないようにも気をつけているつもりでした。
でもその日の次男は、荷物を持たなかった。(持つときもあるのに、なんで?)わからないことは、不安に変わります。そしてぼくは、その不安を2歳児にイライラとしてぶつけてしまいました。
「バイバイするよ」というのは、送る順番の話です。わが家はいつも長男を見送ったあとに、次男を先生に預けています。その順番を人質に取るなんて、われながら、ずるいことを言ったものだと思います。
妻の一言で気づいた「親が見ていない時間」
送り届けたあと、妻がすぐに言ってくれました。
「あの言い方は、脅しに聞こえるかも」
「パパの見てないところで、少しの間、自分で荷物も持っていたよ?」
「長男が次男の年齢のころなんて、自分の荷物なんて持ったことないよ。でも今は持ててる。次男も、今は常に持てなくても、いずれ持てるようになると思うよ?」
ぐうの音も出ない、とはこのことです。
ぼくが見ていないところで、次男はちゃんと荷物を持っていた。なぜそれを、想像できなかったんだろう。今は常に持てなくても、いずれ持てるようになる。なぜそれを、信じてあげられなかったんだろう。
「自立してほしい」なんて言いながら、ぼくがやっていたのは、今この瞬間できているかどうかのジャッジだけでした。長男だって2歳のころは持てなかった。今は持てる。そういう時間軸で見てあげられていたら、あの脅しは出てこなかったはずです。
泣いた顔が頭から離れず、その夜に謝った
仕事に行く車に乗ったタイミングで、ふと思いました。次男に、謝りたい。
その日はずっと、泣いて登園した次男の顔が頭から消えませんでした。正直に言うと「彼に謝りたい」というより「自分がスッキリしたい」に近かったのかもしれません。
その日は仕事でいつもより遅くなり、帰宅したときには、もうご飯もお風呂も終わっていました。
「パパ〜!」長男と一緒になって、抱っこをせがんでくる2歳の次男。まるで今朝、何ごともなかったかのように。
「今日は、保育園でごめんね」
……完全にスルーされました。たぶん、もう忘れているのでしょう。そんなことより、と言わんばかりに「これ読んで!」と絵本を持ってきます。
絵本を読んでから、もう一度だけ謝りました。「今日は、保育園でごめんね」
「うん!」
ニヤニヤしながら、一応、返事をしてくれた2歳児。意味を理解できているかはわかりません。でも、パパの気持ちはようやくスッキリさせてもらえました。ありがとう。
子どもを脅さないために覚えておきたい2つのこと
この日、学んだことがふたつあります。
ひとつは、親が見ているのは、子どもの一日のほんの一部だということ。保育園で、園庭で、親の見ていないところで、子どもはちゃんとやっています。目の前の「できていない」だけで判断するのは、あまりに情報が足りません。
もうひとつは、急かしているのは、たいてい親の都合だということ。あの朝ぼくが焦っていたのは、次男の自立が心配だったからではありません。単純に、時間がなかったからです。
「自立してほしい」は、便利な言葉です。親の焦りを、正当化してくれるから。
だからせめて、次に同じ場面が来たら、妻の言葉を思い出したいと思います。いずれ、できるようになる。
あなたが最近、子どもについ言ってしまった「脅し文句」は、なんですか。
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