子どもが片付けない|「片付けて」が届かない毎日に効いた声かけ【4歳・2歳のパパ】
- yutaromaru111
- 7月25日
- 読了時間: 4分
更新日:8月12日
「片付けて」と毎日言っているのに、結局片付けるのは親。共働きで時間に追われる夜ほど、散らかったリビングにため息が出ますよね。わが家も、4歳と2歳の兄弟が散らかしたおもちゃを親がせっせと片付ける毎日でした。ところが先日、4歳の長男が児童館で、誰にも言われずに自分からおもちゃを片付けていたんです。数年言い続けた「片付けてね」が、ふいに芽を出した体験談を紹介します。
児童館で目を疑った瞬間
児童館のおもちゃコーナーで、4歳の長男が遊び終わったブロックをすっと棚に戻し、何ごともなかったかのように次のおもちゃへ。パパは目を疑いました。
(……ん?いま、片付けてから次にいったよな?)
児童館という、子育て世帯に最高の場所
わが家は数ヶ月に1回のペースで、児童館に行かせてもらっています。無料で入れて、おもちゃも絵本もいっぱいあって、空調の効いた室内で安全に遊べる。猛暑の夏も雨の日も、財布を気にせず子どもを遊ばせられる、子育て世帯にとって控えめに言って最高の場所です。
そして児童館には、「使ったおもちゃは元の場所に片付ける」という大切なルールがあります。遊びながら社会のルールも学べるのだから、余計に最高です。
とはいえ、子どもが小さいうちは、言ってもなかなか伝わりません。わが子が散らかしたおもちゃを、結局パパママがせっせと片付ける。そんな家庭がほとんどだと思います。もちろん、うちもそうでした。
「片付けてね」と言い続けて数年、手応えはなかった
家でも、「散らかしたものは自分で片付けてね」とずっと言い続けてきました。パパとママで協力して、一貫して同じことを言い続けてきたつもりです。でも正直、手応えは薄かった。
言えば渋々やる日もあれば、完全スルーの日もある。結局最後は親が片付けて、「片付けてって言ったのに」とため息をつく夜の、なんと多かったことか。
それが先日の児童館では、長男は遊び終わるたびに、ほぼパーフェクトに片付けてから次のおもちゃに移っていました。誰にも言われずに、です。
そして2歳の次男は、そんな長男の姿を真似て、自分なりにちゃんと片付けようとしていました。親が言わなくても、兄の背中が教えている。これは、シンプルに嬉しかったです。
「おーちは、片付けてないときがあったよ!」
帰り際、長男に「自分の出したおもちゃを、自分で片付けていたね!」と伝えました。すると長男、誇らしげな顔で、まさかの返しが。
「おーち(次男)は、片付けてないときがあったよ!」
……そっちかい。自分ができるようになると、できていない弟に目がいくらしいです。でもこれ、よく考えたら大人も同じですよね。自分ができるようになったことほど、他人のできていない部分が気になってしまう。4歳にして、人間の真理を体現しています。
「そっか。じゃあ今度は、おーちに片付け教えてあげてね」と、先生役を任命しておきました。指摘する側から、教える側へ。兄の成長の、次のステップです。
なぜ片付けられるようになったのか【2つの仮説】
これは仮説ですが、ふたつ思い当たることがあります。
ひとつめは、家の中がいつも比較的片付いていること。妻は綺麗好きで、家が片付いていないと心が荒れるタイプ。だからわが家では、家が綺麗であることの優先順位が高いんです。「片付いた状態が普通」という空気の中で育つと、それが子どもにも伝播するのかもしれません。しつけの言葉より、家の空気のほうがよっぽど雄弁なのかもしれない。
ふたつめは、「パパも手伝って」と言われたら、手伝うこと。なぜパパが?と思うこともありますが、子どもから助けを求められたら見捨てず、一緒に片付ける。「片付け=ひとりでやらされる罰」ではなく、「誰かと一緒にやれば終わるもの」として経験させてきたことは、影響している気がします。
しつけは、効いているか分からないまま続けるもの
正直、声かけの効果なんて、その場では全然分かりません。むしろ「今日も伝わらなかったな」と落ち込む日のほうが多いです。
でも、子どもは見ていないようで見ているし、聞いていないようで聞いています。効果が見えるのは、ずっとあとになってから。それも、こちらが期待していないタイミングで、ふいに。
だから、今日「片付けなさい」が届かなかったとしても、その言葉は無駄じゃない。少なくともわが家では、数年越しに芽が出ました。
明日もきっと、リビングは散らかります。それでもまた、一緒に片付けよう。
あなたの家庭で、言い続けていることは何ですか?
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