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子どもの「なんでダメなの?」に答えられない|嘘をつかず「お約束」で伝える声かけ【4歳・2歳のパパ体験談】

  • yutaromaru111
  • 8月5日
  • 読了時間: 3分

保育園のお迎えの帰り道。建物から駐車場まで、うちの園はけっこう距離があります。

その途中に、大きめの石で囲まれた一本の木があります。夏はそこにセミがいて、木の周りの草にはバッタやダンゴムシがいる。

4歳児にとっては、素通り不可能なスポットです。案の定、うちの長男も毎回ここで止まります。

「ちょっとだけ!」

でも、ここで遊ぶのは保育園的にはNGなのです。

子どもの「なんでダメなの?」に答えられない

保育園がNGにする理由は、いくつかあります。帰りの子にいつまでも園内にいられると、先生も困る。囲いの石を登ると危ない。それに敷地内にはお寺があって、参拝に来る方の邪魔になってはいけない。

園の言い分は、ぜんぶ理解できます。ルールとして、まっとうです。

でも正直に言うと、石だって普通に見たらそんなに危なくは見えないし、お迎えの時間に参拝者さんと会ったこともありません。

というか何より、そこで遊びたくなる子どもの気持ちが、めちゃくちゃわかってしまう。だって、楽しそうなんです。虫がいて、登れる石があって。

子どもからしたら、いわゆる「大人の事情」に見えてしまうと思います。

「ダメ」だけで子どもは納得しない

ダメなものはダメ、と注意すればいい。頭ではわかっています。でも、なかなかいい声かけが見つかりません。

「ここは、遊んじゃダメなんだよ」

「石が危ないから」と言っても、本人は危ないと思っていない。「お寺の人の邪魔になるから」と言っても、4歳にはピンとこない。「先生がダメって言うから」は、なんだか先生のせいにしているみたいで言いたくない。

大人の事情を、子どもが納得できる言葉に翻訳するのは、意外と難しいです。

子どもを嘘の理由で動かしてはいけない

いちばん避けたいのは、その場しのぎの嘘です。

「あそこ、こわいオバケが出るよ」とか。「虫にさされたら、死んじゃうよ」とか。

たしかに、それを言えば言うことを聞くかもしれません。

でも、それは違うなと思います。嘘で子どもを動かすのはラクだけど、あとで必ずつじつまが合わなくなる。

めんどくさくても、本当のことを、子どもがわかる形で、自分の言葉で伝えたい。

納得しにくいルールは「お約束」で伝える

いろいろ考えて、最近やっているのはこんな声かけです。まず、気持ちを認めます。

「虫、見たいよね。楽しいもんな。パパも見たい」

そのうえで、正直に言います。

「でもここはね、保育園の『お約束』で、帰りは遊ばないことになってるんだ」

「危ないから」でも「邪魔だから」でもなく、「お約束だから」。

大人だって、世の中には「なんでこのルールがあるんだろう」と思いつつ守っているものが、たくさんあります。

ルールって、100%納得できなくても守る場面がある。それも、社会で生きる練習のひとつだと思うのです。

そして最後に、代わりを渡します。

「虫は、おうちの近くの公園でいっぱい探そう。そっちは、遊んでいい場所だから」

真夏はこれがなかなか言えなくて、もどかしいのですが。

「ダメ」で終わらせずに言葉を探す時間

正解かどうかは、正直わかりません。

でも「ダメ!」で終わらせず、この子が納得できる言葉を探して、うんうん悩んでいる時間。それ自体は悪くないな、と思っています。

子どもの「楽しそう」を否定せず、でもルールも大事にする。その両方をなんとか成り立たせたくて、今日もぼくは、あの木の前で言葉を探しています。

あなたは、子どもに「ルール」をどう伝えていますか?

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